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子どもへの価値観「義明さん幸子さん」5
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。

二人でのディナー中、義明さんの亡くなった奥さんの話になりました。


義明「子どももいなかったから寂しくもあったけど、もう当時、妻も子どもを作るっていう年齢でもなかったしなあ」

幸子「奥さん子ども欲しかったでしょうね」

義明「いや、そうでもなかったみたい。私には子育てなんて無理だわ、なんて冗談なのか本気なのか、よく言っていたし。」

幸子「私は、友達や親戚の子どもたちを見ていたら可愛いなあって思ったりしますね。」

義明「確かに・・・あ。」

幸子さんは確か今まで未婚だったはず。これまで結婚しなかったということは子どもとか、何か関係しているのだろうか。
そのあたりって、聞いてよいものだろうか・・・。

幸子「遠慮なく聞いてくださって大丈夫よ。ふふふ。」

じっと見つめる義明さんの心を読んだかのように幸子さんが言いました。

義明「こりゃまいったな。いや、今まで幸子さんも結婚の話などあっただろうに、もしかして、子どものこととかで意見が合わなかったとか、これまであったのかなと。」


幸子「そうね。私は子ども欲しかったけど、昔お付き合いしていた方が子ども嫌いで。それもあって上手くいかなくなって。結婚の話は出ていたけど、結局それが実行されることはなかったわ。」


義明「なるほど。それはお互いの子どもに対する価値観がまるで違ってたんだね。」

幸子「もう子どもは諦めているけどね。ふふふ。この先、もし結婚することになったらワンチャンでも飼いたいなって漠然と思っているわ。」

義明「俺も犬好きなんだよ。ずっと飼っててさ。」

幸子「へえ。今は?」


義明「残念なことに2年ほど前に死んじゃってね。妻が亡くなって数年経ってから、寂しさもあって飼い始めたんだけど。それでも随分長生きしたんだよ。俺よりもすっかりおじいちゃんで、最期は老衰だって獣医に言われてね。」

<続く>




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