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体育館のボール「義明さん幸子さん」2
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。

カフェでの初デートも順調で、同じ高校出身ということが分かり、話に花が咲いています。

義明「高校の体育館の天井の真ん中あたりに白いボールが挟まっていなかった?あれ、俺らが休み時間に遊んでいる時に、思いっきり天井に向かってボールを投げてみたら、金具の枠に挟まっちゃって。そのまま取れなくなっちゃったんだよね。」

幸子「あったわ!ボール!あれ義明さんたちが投げたの!?あんな高いところに挟まってて、誰も取れそうにないし、どうやってあんな場所に置いたんだろうって話になったりしてたわ。でも・・・」

義明「でも?」

幸子「私たちの代では白いボール一個だけじゃなくて、赤いボールも挟まってたわ。」

義明「ははは!そうか。まだあった上に、さらにボールが増えてたか。こりゃ傑作だな。今でもあるのかな?」

幸子「今はさすがにもう無いんじゃない。何十年も経ってボールもしぼんでしまうだろうし、さすがに撤去されたんじゃないかしら。それにしても、こうして時を経て同じものを見ていたのかと思うとちょっと感動するわね。」

義明「本当に。同窓生っていうのはいいもんだなあ。」

幸子「ね!そうだわ。通学路の4つ角にあった駄菓子屋さん。覚えてる?」
義明「覚えてるよ!毎日のように通ったなあ。確かもう閉店しているとか・・・。」

お二人のトークはそのまま盛り上がり続けて、楽しい時間があっという間に過ぎました。

昼過ぎにカフェに待ち合わせたお二人。時刻は夜になってきました。

義明「もうこんな時間だ。どうりで腹が減ったと思った。どうかな?この後、一緒に晩御飯でも・・・」
幸子「わあ、あっという間だったわね。ぜひ晩御飯ご一緒したいのだけど・・・、実は明日の仕事が早くって。もう帰らないと。」

義明「仕事って確かパートをしているって言ってたよね」
幸子「そう、パン屋さんでパートをしているの。オープンが早いから4時には出勤してパンの仕込みなのよ。」

義明「それは早起きだね!すごいなあ。俺には無理かも・・・」
<続く>

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