雅代の場合「悟志さん雅代さん」9
2017年10月19日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーで出会った悟志さん(仮名・埼玉県)60代の男性の方と、雅代さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
初デートの日、出会えず揉めてしまった雅代さんは一人隣駅までランチにきました。
木村「あれ?雅代じゃないか?」
ぼんやり考え事をしていた雅代さんに男性が声をかけてきました。
雅代「え?」
振り向くと、男性がこちらを見てにこやかに笑顔を向けながら手を振っています。
雅代「・・・木村くん!」
それは、雅代さんの中学・高校の同級生の木村さんでした。
会うのは10数年前に開催された同窓会ぶりです。
木村「久しぶり!元気?ランチで並んでいるの?」
雅代「木村くんこそ!え?ここ自宅の最寄り駅なの?」
木村「そうなんだよ。今日は休みで家族も出かけちゃってるから最寄りの駅前をブラブラしていたわけ。腹減ったなあって食べるとこ探してたとこ」
雅代「そうなの!じゃあ、一緒にランチでもどうかしら?ちょうど並んでいるところだし、カフェランチ嫌じゃなければ」
木村「ここ、新しく出来たところなんだよな。知ってたけど来たことなかったからちょうどいいね。男一人じゃ入りにくそうな店だし。ご一緒させてもらおうかな」
程なくして名前を呼ばれて席に案内された2人。
木村「本当、何年ぶりだろうな。あの同窓会、懐かしいなあ」
思い出話にさっそく花が咲きます。
雅代「そうね。あの時木村くん結構酔っ払っていたから覚えていないんじゃない?」
木村「そんなことないよ!いや酔ってたけどな。ははは。雅代は全然変わらないなあ」
雅代「そうかしら?木村くんはだいぶ落ち着いた雰囲気になったわね。そうだ、息子さんそろそろ社会人じゃない?」
木村「そうなんだよ。アイツもすっかり大人になってさ。月々送る仕送りも無くなってホッとしたとこだけど、今度は”俺が給料から実家に仕送りするからな”だってさ。一丁前に言うようになったよ、ホント」
雅代「まあ、頼もしい!同窓会で見せてもらった写真ではまだおチビちゃんだったイメージなのに。」
木村「人の子ほど成長の早いものはないってな。」
<続く>
初デートの日、出会えず揉めてしまった雅代さんは一人隣駅までランチにきました。
木村「あれ?雅代じゃないか?」
ぼんやり考え事をしていた雅代さんに男性が声をかけてきました。
雅代「え?」
振り向くと、男性がこちらを見てにこやかに笑顔を向けながら手を振っています。
雅代「・・・木村くん!」
それは、雅代さんの中学・高校の同級生の木村さんでした。
会うのは10数年前に開催された同窓会ぶりです。
木村「久しぶり!元気?ランチで並んでいるの?」
雅代「木村くんこそ!え?ここ自宅の最寄り駅なの?」
木村「そうなんだよ。今日は休みで家族も出かけちゃってるから最寄りの駅前をブラブラしていたわけ。腹減ったなあって食べるとこ探してたとこ」
雅代「そうなの!じゃあ、一緒にランチでもどうかしら?ちょうど並んでいるところだし、カフェランチ嫌じゃなければ」
木村「ここ、新しく出来たところなんだよな。知ってたけど来たことなかったからちょうどいいね。男一人じゃ入りにくそうな店だし。ご一緒させてもらおうかな」
程なくして名前を呼ばれて席に案内された2人。
木村「本当、何年ぶりだろうな。あの同窓会、懐かしいなあ」
思い出話にさっそく花が咲きます。
雅代「そうね。あの時木村くん結構酔っ払っていたから覚えていないんじゃない?」
木村「そんなことないよ!いや酔ってたけどな。ははは。雅代は全然変わらないなあ」
雅代「そうかしら?木村くんはだいぶ落ち着いた雰囲気になったわね。そうだ、息子さんそろそろ社会人じゃない?」
木村「そうなんだよ。アイツもすっかり大人になってさ。月々送る仕送りも無くなってホッとしたとこだけど、今度は”俺が給料から実家に仕送りするからな”だってさ。一丁前に言うようになったよ、ホント」
雅代「まあ、頼もしい!同窓会で見せてもらった写真ではまだおチビちゃんだったイメージなのに。」
木村「人の子ほど成長の早いものはないってな。」
<続く>