対面する居酒屋で「泰久さん亮子さん」13
2017年08月21日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーで出会った泰久さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、亮子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。
亮子さんの力強い説得に押されるような形で泰久さんは亮子さんの娘さんと初対面をすることとなり、いよいよその当日!
泰久(ああ、どうしよう・・・。物凄く緊張するな。どんな服を着ていったらいいんだろう?今どきの若い女性はどんな服装だとオシャレに見えるんだ?変に張り切った服装でも・・・何このオジサン!なーんて思われたらイメージが悪いし・・・)
しかし、悩んでも考えても泰久さんに答えは出ません。
泰久「まあ、普段どおりでいいか・・・」
待ち合わせ約束時間に場所に行くと
亮子「泰久さん!こんばんわ」
泰久「亮子さん、待ったかい?あれ?娘さんは・・・」
亮子「ああ、用事があるらしくて」
泰久「あ、そうなんだ・・・(ホッ)」
思わず心のなかで一安心してしまった泰久さん。
よほど緊張していたようです。
亮子「だから用事が済んでから遅れて来るって言っていたわ」
泰久「え!ああ、そうなのか・・・。そうか、遅れて・・・。楽しみだなあ、ハハ・・・」
本日娘さんとご対面することは免れられないようです。
亮子「じゃあ、予約していたお店に向かいましょうか。娘には場所は伝えてあるから用事が終わり次第お店に来ると思うわ」
泰久「悪いね、場所まで予約してもらって・・・。よく行くお店なのかい?」
亮子「前に一度来たことがある和食の居酒屋さんなんだけど、個室になっててあまりガヤガヤしてないからお話がしやすいのよね。もちろんお料理も美味しいのよ」
お店に到着するもどこかぎこちなく上の空な泰久さん。
2人で乾杯したビールが全く減りません。
すると亮子さんのスマホが鳴って、
亮子「あ、もう娘が最寄り駅に着いたみたいよ。」
泰久「!ああ、早いね。この場所分かるかなあ?ちょっと俺が迎えに行こうか?」
亮子「何言ってるのよ〜、娘とは会ったことがないんだから迎えに行っても、顔もわからないでしょう。大丈夫よ、前にあの子も来たことあるんだから」
泰久「はは、そうだね。そうだった・・・顔もわからないんだもんね、そうそう。」
まさかSNSでプロフィールを穴が空くほど見たから顔は知っている・・・なんて言えるはずもなく、
誤魔化すようにビールをグイッと飲みました。
<続く>
亮子さんの力強い説得に押されるような形で泰久さんは亮子さんの娘さんと初対面をすることとなり、いよいよその当日!
泰久(ああ、どうしよう・・・。物凄く緊張するな。どんな服を着ていったらいいんだろう?今どきの若い女性はどんな服装だとオシャレに見えるんだ?変に張り切った服装でも・・・何このオジサン!なーんて思われたらイメージが悪いし・・・)
しかし、悩んでも考えても泰久さんに答えは出ません。
泰久「まあ、普段どおりでいいか・・・」
待ち合わせ約束時間に場所に行くと
亮子「泰久さん!こんばんわ」
泰久「亮子さん、待ったかい?あれ?娘さんは・・・」
亮子「ああ、用事があるらしくて」
泰久「あ、そうなんだ・・・(ホッ)」
思わず心のなかで一安心してしまった泰久さん。
よほど緊張していたようです。
亮子「だから用事が済んでから遅れて来るって言っていたわ」
泰久「え!ああ、そうなのか・・・。そうか、遅れて・・・。楽しみだなあ、ハハ・・・」
本日娘さんとご対面することは免れられないようです。
亮子「じゃあ、予約していたお店に向かいましょうか。娘には場所は伝えてあるから用事が終わり次第お店に来ると思うわ」
泰久「悪いね、場所まで予約してもらって・・・。よく行くお店なのかい?」
亮子「前に一度来たことがある和食の居酒屋さんなんだけど、個室になっててあまりガヤガヤしてないからお話がしやすいのよね。もちろんお料理も美味しいのよ」
お店に到着するもどこかぎこちなく上の空な泰久さん。
2人で乾杯したビールが全く減りません。
すると亮子さんのスマホが鳴って、
亮子「あ、もう娘が最寄り駅に着いたみたいよ。」
泰久「!ああ、早いね。この場所分かるかなあ?ちょっと俺が迎えに行こうか?」
亮子「何言ってるのよ〜、娘とは会ったことがないんだから迎えに行っても、顔もわからないでしょう。大丈夫よ、前にあの子も来たことあるんだから」
泰久「はは、そうだね。そうだった・・・顔もわからないんだもんね、そうそう。」
まさかSNSでプロフィールを穴が空くほど見たから顔は知っている・・・なんて言えるはずもなく、
誤魔化すようにビールをグイッと飲みました。
<続く>