祥太さんの手料理「祥太さん、由紀さん」その4
2017年01月09日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーで出会った祥太さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、由紀さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
無事にファミレスで楽しくランチを過ごしたお二人。
祥太「美味しかったですね」
由紀「本当!私何年もファミレスって行ったことなかったの。でも随分変わったのねえ。私のイメージだとピザとパスタばっかりのようなイメージだったわ」
祥太「色々変わって行くものですよね。時代も、人も」
由紀「そうね」
祥太「私、あまり一人で外食ってしないんです。男の一人暮らしだと外食多そうなイメージですが、毎日自炊するのが好きでして」
由紀「え!意外!料理上手なの?」
祥太「上手、というほどでは・・・。でもだからこそ、私のオススメのレストランというのがコレと言ってないんです。だから行ったことのあるファミレスのほうが失敗しないかなと思いまして」
由紀「そ、そうだったの・・・。あの、ごめんなさいね。私も思い込みで、あんなこと言っちゃって。その、ファミレスデートなんて学生、なんて。」
祥太「いえ、全然。私ももっとオススメのお店とか開拓していったほうがいいですね」
由紀「でも自炊が好きなんでしょう?そしたら外食しなくてもいいんじゃない?」
祥太「そ、そうですか。でも次回デートをもしするとしたら由紀さんをどこに招待すれば・・・」
由紀「私、祥太さんのお料理食べてみたいわ!それは無理?ねえ、晩御飯は祥太さんの手料理にしません?」
祥太「え!え、ええと・・・えっと・・・あのその」
由紀「え?私に食べさせるの、嫌なの?」
祥太「そ、そういうわけでは・・・その。」
由紀「なんなのよ。どういうこと?私別に好き嫌いとかないわよ」
祥太「私の手料理ということは・・・その、私の家、という・・・」
由紀「あっ!」
由紀さんはハッとしました。
由紀「あら、やだ!私ったら。そりゃ〜そうよね!そういうことになるわよね。初デートで家に行きたい、みたいな感じに言っちゃったことに・・・。あの、私そういうつもりでは・・・」
祥太「はい、分かってます。単純に手料理が食べたいって思ってくれたんですよね。で、でもいきなり家は・・・と思っちゃって」
由紀(私ったら!女の私から家に上がり込みたい、みたいになっちゃった!初デートでなんてグイグイ来る女なんだ、はしたないって思われたかしら・・・も〜!どうしよう〜!)
祥太(私の手料理を食べたいって言ってくれたのに遠回しにお断りしちゃうような形になってしまったか・・・?あれ?もしかして本当に家に来たいと思ってくれてたのか?だとしたら女性に恥をかかすようなことになっている?どうしよう・・・)
由紀「あ、じゃあ手料理は諦めるわ!ね、あの、ほら急でお部屋も散らかってるかもしれないし!」
祥太「私は掃除好きでもあるので、散らかっていることはないですが・・・」
由紀(きゃー!そこは「散らかってます」で断ってくれていいのに!それに、本当はキレイにしているのに、散らかってるってこっちから言っちゃって。これって失礼!?)
祥太(散らかってます、って言ってこの話を終えたほうが良かったのか?でもそう言うと部屋が汚い人なんだって思われるのも嫌だし・・・。)
さあ、お二人はこの後、本当に祥太さんの家に行くのでしょうか?
<続く>
無事にファミレスで楽しくランチを過ごしたお二人。
祥太「美味しかったですね」
由紀「本当!私何年もファミレスって行ったことなかったの。でも随分変わったのねえ。私のイメージだとピザとパスタばっかりのようなイメージだったわ」
祥太「色々変わって行くものですよね。時代も、人も」
由紀「そうね」
祥太「私、あまり一人で外食ってしないんです。男の一人暮らしだと外食多そうなイメージですが、毎日自炊するのが好きでして」
由紀「え!意外!料理上手なの?」
祥太「上手、というほどでは・・・。でもだからこそ、私のオススメのレストランというのがコレと言ってないんです。だから行ったことのあるファミレスのほうが失敗しないかなと思いまして」
由紀「そ、そうだったの・・・。あの、ごめんなさいね。私も思い込みで、あんなこと言っちゃって。その、ファミレスデートなんて学生、なんて。」
祥太「いえ、全然。私ももっとオススメのお店とか開拓していったほうがいいですね」
由紀「でも自炊が好きなんでしょう?そしたら外食しなくてもいいんじゃない?」
祥太「そ、そうですか。でも次回デートをもしするとしたら由紀さんをどこに招待すれば・・・」
由紀「私、祥太さんのお料理食べてみたいわ!それは無理?ねえ、晩御飯は祥太さんの手料理にしません?」
祥太「え!え、ええと・・・えっと・・・あのその」
由紀「え?私に食べさせるの、嫌なの?」
祥太「そ、そういうわけでは・・・その。」
由紀「なんなのよ。どういうこと?私別に好き嫌いとかないわよ」
祥太「私の手料理ということは・・・その、私の家、という・・・」
由紀「あっ!」
由紀さんはハッとしました。
由紀「あら、やだ!私ったら。そりゃ〜そうよね!そういうことになるわよね。初デートで家に行きたい、みたいな感じに言っちゃったことに・・・。あの、私そういうつもりでは・・・」
祥太「はい、分かってます。単純に手料理が食べたいって思ってくれたんですよね。で、でもいきなり家は・・・と思っちゃって」
由紀(私ったら!女の私から家に上がり込みたい、みたいになっちゃった!初デートでなんてグイグイ来る女なんだ、はしたないって思われたかしら・・・も〜!どうしよう〜!)
祥太(私の手料理を食べたいって言ってくれたのに遠回しにお断りしちゃうような形になってしまったか・・・?あれ?もしかして本当に家に来たいと思ってくれてたのか?だとしたら女性に恥をかかすようなことになっている?どうしよう・・・)
由紀「あ、じゃあ手料理は諦めるわ!ね、あの、ほら急でお部屋も散らかってるかもしれないし!」
祥太「私は掃除好きでもあるので、散らかっていることはないですが・・・」
由紀(きゃー!そこは「散らかってます」で断ってくれていいのに!それに、本当はキレイにしているのに、散らかってるってこっちから言っちゃって。これって失礼!?)
祥太(散らかってます、って言ってこの話を終えたほうが良かったのか?でもそう言うと部屋が汚い人なんだって思われるのも嫌だし・・・。)
さあ、お二人はこの後、本当に祥太さんの家に行くのでしょうか?
<続く>