マッチングしたあとのお2人のエピソード「俊夫さん、千代さん」その2
2016年11月28日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティー
前回の俊夫さんと千代さんのお話。
初めてのデートで、気まずい空気になってしまったお二人。一体その後どうなったのか?
千代「お昼食べるところ、ないですねえ。どうしましょうか」
駅前にある飲食店はかろうじてチェーン店のファーストフード店だけでした。
千代(ここのハンバーガーショップしか、もうないのかしら?この年になって初めてのお食事がファストフードのハンバーガーなんて・・・)
俊夫「そうですねえ・・・千代さん、お蕎麦以外に食べられないものありませんか?」
千代「お蕎麦以外は大丈夫ですが・・・」
(まさか!ハンバーガーショップになっちゃうの?それだけはイヤ。でも私のせいでお蕎麦屋さんはダメになったし、イヤなんて言えない・・・)
俊夫「天ぷらはどうですか?」
千代「えっ、はい!大好きです」
俊夫「そうですか。では戻りましょう」
どこへ行くのかと思えば、最初のお蕎麦屋さんではありませんか。
俊夫「忘れていましたが、ここの蕎麦屋は天ぷらも美味しいんですよ。一緒に天ぷらを食べましょう」
そういって、蕎麦屋に入り
俊夫「天ぷら定食を。千代さんも同じもので大丈夫ですか?では、それを2つで」
千代「ありがとうございます。お蕎麦屋さんには天ぷらもよくありますものね。私も早く気がつけばよかったです。すいません、色々歩かせてしまって」
俊夫「いいんですよ。千代さんこそ疲れてませんか?」
千代「大丈夫です。なんだか無駄足しちゃいましたね」
すると俊夫さんはクスっと笑って
俊夫「無駄足ではありませんよ」
千代「どういうことですか?」
俊夫「何か壁に当たったらこうして二人で回り道して探したらいいんです。一人より二人のほうが楽しく回り道できますね。これからたくさんお話してお互いを分かっていきましょう」
千代「俊夫さん・・・・・!」
その時、千代さんは、改めてこの方を選んでマッチングして本当に良かったと思ったそうです。
そして同時に久しく忘れていた心のトキメキを覚えたといいます。
その後楽しくお話をして、俊夫さんと千代さんの初デートは終了しました。
千代「今日は本当に楽しかったです。次に会えるのを楽しみにしていますね」
俊夫「私もです。今度はどこか行きたいところとかありますか?」
千代「そうですね・・・。一人ではいけなかったカラオケに行きたいです」
俊夫「カラオケですか!お好きなんですか?」
千代「一時期カラオケ教室にも通ってて。歌うとスッキリして楽しいんです。でも一人ではカラオケ店に恥ずかしくて行けなくて」
俊夫「では・・・一緒に行きましょう」
しかし。実は俊夫さんはカラオケに行ったことがありませんでした。
本当は乗り気ではなかった俊夫さん。
そして、この二度目のカラオケでもまた何かが起きる予感です。
<続く>
前回の俊夫さんと千代さんのお話。
初めてのデートで、気まずい空気になってしまったお二人。一体その後どうなったのか?
千代「お昼食べるところ、ないですねえ。どうしましょうか」
駅前にある飲食店はかろうじてチェーン店のファーストフード店だけでした。
千代(ここのハンバーガーショップしか、もうないのかしら?この年になって初めてのお食事がファストフードのハンバーガーなんて・・・)
俊夫「そうですねえ・・・千代さん、お蕎麦以外に食べられないものありませんか?」
千代「お蕎麦以外は大丈夫ですが・・・」
(まさか!ハンバーガーショップになっちゃうの?それだけはイヤ。でも私のせいでお蕎麦屋さんはダメになったし、イヤなんて言えない・・・)
俊夫「天ぷらはどうですか?」
千代「えっ、はい!大好きです」
俊夫「そうですか。では戻りましょう」
どこへ行くのかと思えば、最初のお蕎麦屋さんではありませんか。
俊夫「忘れていましたが、ここの蕎麦屋は天ぷらも美味しいんですよ。一緒に天ぷらを食べましょう」
そういって、蕎麦屋に入り
俊夫「天ぷら定食を。千代さんも同じもので大丈夫ですか?では、それを2つで」
千代「ありがとうございます。お蕎麦屋さんには天ぷらもよくありますものね。私も早く気がつけばよかったです。すいません、色々歩かせてしまって」
俊夫「いいんですよ。千代さんこそ疲れてませんか?」
千代「大丈夫です。なんだか無駄足しちゃいましたね」
すると俊夫さんはクスっと笑って
俊夫「無駄足ではありませんよ」
千代「どういうことですか?」
俊夫「何か壁に当たったらこうして二人で回り道して探したらいいんです。一人より二人のほうが楽しく回り道できますね。これからたくさんお話してお互いを分かっていきましょう」
千代「俊夫さん・・・・・!」
その時、千代さんは、改めてこの方を選んでマッチングして本当に良かったと思ったそうです。
そして同時に久しく忘れていた心のトキメキを覚えたといいます。
その後楽しくお話をして、俊夫さんと千代さんの初デートは終了しました。
千代「今日は本当に楽しかったです。次に会えるのを楽しみにしていますね」
俊夫「私もです。今度はどこか行きたいところとかありますか?」
千代「そうですね・・・。一人ではいけなかったカラオケに行きたいです」
俊夫「カラオケですか!お好きなんですか?」
千代「一時期カラオケ教室にも通ってて。歌うとスッキリして楽しいんです。でも一人ではカラオケ店に恥ずかしくて行けなくて」
俊夫「では・・・一緒に行きましょう」
しかし。実は俊夫さんはカラオケに行ったことがありませんでした。
本当は乗り気ではなかった俊夫さん。
そして、この二度目のカラオケでもまた何かが起きる予感です。
<続く>