木田さんの言葉「裕也さん美沙代さん」34
2019年06月16日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんと美沙代さんは2回目のデートで待ち合わせをしていました。
そして喫茶店から、約束の映画館に歩いていく道すがら、
裕也(美沙代さん最初のデートの時と比べて、会話も笑顔も極端に少なくなってる・・・。なんだかテンションが低いって言うか・・・。)
ちらっと美沙代さんの横顔を見て、
裕也(でも特に怒ってるようには見えないし、こうして来てくれたわけだから嫌がっているわけでもないと思うけど・・・どうしよう。なんだか気まずいなあ。)
美沙代「・・・・・。」
裕也(うう・・・やばい。会話がないぞ。早く映画館に着かないかなあ。)
美沙代「・・・・。」
裕也(そうだ。俺のトーク力を美沙代さんは褒めてくれたじゃないか。今こそ俺の話を・・・)
よし、と小声で呟くと美沙代さんの方を向いて話し始めました。
裕也「あの、この映画なんだけどね。俺、映画は日本の映画に限るって思っててさ。と言うのも、海外のだと字幕を読むのが面倒臭くて。老眼も進んでるからよく見えなくて大変で・・・・。」
話し始めてからハッとし、木田さんの言葉を思い出しました。
ー「自分の話は聞かれた時以外は比較的しないこと」ー
裕也(しまった。きだちー先生のいうこと聞いておかなくちゃ。実際に美沙代さんはあまりご機嫌ではなさそうだし・・・。)
ー「相手にはたくさん質問すること」ー
裕也(そうだ、そうでした・・・。)
一瞬止まった話の流れを再び戻そうと裕也さんは向き直ります。
裕也「・・・まあ、そんなわけなんだけど、あの、美沙代さんはどう?」
美沙代「え?」
裕也(よし!美沙代さんに質問したぞ。やったぜ俺!)
<続く>
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんと美沙代さんは2回目のデートで待ち合わせをしていました。
そして喫茶店から、約束の映画館に歩いていく道すがら、
裕也(美沙代さん最初のデートの時と比べて、会話も笑顔も極端に少なくなってる・・・。なんだかテンションが低いって言うか・・・。)
ちらっと美沙代さんの横顔を見て、
裕也(でも特に怒ってるようには見えないし、こうして来てくれたわけだから嫌がっているわけでもないと思うけど・・・どうしよう。なんだか気まずいなあ。)
美沙代「・・・・・。」
裕也(うう・・・やばい。会話がないぞ。早く映画館に着かないかなあ。)
美沙代「・・・・。」
裕也(そうだ。俺のトーク力を美沙代さんは褒めてくれたじゃないか。今こそ俺の話を・・・)
よし、と小声で呟くと美沙代さんの方を向いて話し始めました。
裕也「あの、この映画なんだけどね。俺、映画は日本の映画に限るって思っててさ。と言うのも、海外のだと字幕を読むのが面倒臭くて。老眼も進んでるからよく見えなくて大変で・・・・。」
話し始めてからハッとし、木田さんの言葉を思い出しました。
ー「自分の話は聞かれた時以外は比較的しないこと」ー
裕也(しまった。きだちー先生のいうこと聞いておかなくちゃ。実際に美沙代さんはあまりご機嫌ではなさそうだし・・・。)
ー「相手にはたくさん質問すること」ー
裕也(そうだ、そうでした・・・。)
一瞬止まった話の流れを再び戻そうと裕也さんは向き直ります。
裕也「・・・まあ、そんなわけなんだけど、あの、美沙代さんはどう?」
美沙代「え?」
裕也(よし!美沙代さんに質問したぞ。やったぜ俺!)
<続く>