高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
伊藤裕也さん（仮名・神奈川県）６０代の男性の方と、佐々木美沙代さん（仮名・千葉県）６０代の女性の方。


裕也さんは昔ながらの友人である木田さんに相談していました。

木田「いとっちは婚活慣れもあってか、最初の印象は悪くないんだ。でも、そこから先の経験が無い。」

裕也「うぐ・・・ッ。」

木田「だからマッチングまでこぎつけても、初デートで上手くいかない。」

裕也「そ・・・ソノトオリ・・・デス・・・。」

木田「最初の印象が良かっただけに、女性は期待していた分、初デートでいとっちにガッカリしてしまう。」

裕也「うう・・・。」

木田「そして最初のデートでダメになってしまい、もう次が無くなると。」

裕也「な・・・なんなんだよお！きだちー、俺を傷つけるために言ってるの？確かにその通りかもしれないけど・・・ひどいぞ、言い過ぎじゃないか。」

木田「いや、今まで黙って来てただろう。いとっちを傷つけるためだったら、とっくに言ってたさ。俺は今度こそいとっちに上手く行って欲しいから真剣に話してるんだ。」

裕也「だって傷つくよ。もう良いよ。」

木田「俺はお前の良さを昔から知ってるんだ。だからそれが女性になかなか伝わらないのが悔しいんだ。」

裕也「きだちー・・・。」

木田「いとっちはいい奴だ。すげーいい男なんだぞってのを、いとっちが出会う女性たちにも知ってほしいんだよ俺は。」

裕也「きだちー・・・ありがとう。そんな風に思ってくれて。・・・照れるな。」

木田「だから、まだ言わせてもらうけど。」

裕也「えっ？！まだ言うの？えええ・・・。」



＜続く＞