男の見栄「裕也さん美沙代さん」20
2019年05月18日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんは昔ながらの友人である木田さんに相談していました。
木田「食べたことあるフリなんてするから、食べれなかったのが結果、騙したみたいになっちゃうじゃないか。」
裕也「まあ、それは結果的にそうなっちゃっただけでさ。」
木田「違うぞ。嘘ついたからそうなっちゃったんだ。料理だけの話じゃないぞ。いとっち良く女性に対して見栄を張って大きくものを言いがちなんだよ。」
裕也「そ、そうかなあ・・・。」
木田「昔も一緒に行った婚活パーティで趣味を聞かれた時『ワインを少々』とかって言ってたじゃないか。いとっちがワイン飲んでるところなんてそれまで見たことも無かったぞ。でも確かにワインの話をしたら女性の食い付きは良かったけどな。」
裕也「よく覚えてるなあ、そうそう、あったなあ。ははは。」
木田「はははじゃないよ。そのせいでその時マッチングした女性と初デートでワインバーに行ったけどワインのこと何も知らないから、女性にガッカリって言われたりして、もう散々だって言ってたじゃないか。」
裕也「あ〜。あれはねリサーチが足りなかったな。もっと口コミサイトを見ておけば良かったんだよなあ。でも今回はそれも踏まえてちゃんと予約もしてたし、美沙代さんも大喜びだったさ。」
木田「ああ、うん・・・。まあ、それは良いことなんだけどな。俺が言ってるのは、あの時『ワインを少々』なんて言わなければ、そんなことにはならなかったんじゃないかってこと。」
裕也「でも、いつもはビールばっかで、ワインは少ししか飲まないから『ワインを少々』ってのは嘘じゃないぞ。」
木田「屁理屈だなあ、コンニャロ。嘘じゃなくてもだな。あの婚活パーティの時、女性によく見られたいとワインを知ってる風に見栄を張ったのは・・・認めるな?」
裕也「へへへ、まあ。そりゃあね。誰でもよく見られたいじゃん。」
<続く>
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんは昔ながらの友人である木田さんに相談していました。
木田「食べたことあるフリなんてするから、食べれなかったのが結果、騙したみたいになっちゃうじゃないか。」
裕也「まあ、それは結果的にそうなっちゃっただけでさ。」
木田「違うぞ。嘘ついたからそうなっちゃったんだ。料理だけの話じゃないぞ。いとっち良く女性に対して見栄を張って大きくものを言いがちなんだよ。」
裕也「そ、そうかなあ・・・。」
木田「昔も一緒に行った婚活パーティで趣味を聞かれた時『ワインを少々』とかって言ってたじゃないか。いとっちがワイン飲んでるところなんてそれまで見たことも無かったぞ。でも確かにワインの話をしたら女性の食い付きは良かったけどな。」
裕也「よく覚えてるなあ、そうそう、あったなあ。ははは。」
木田「はははじゃないよ。そのせいでその時マッチングした女性と初デートでワインバーに行ったけどワインのこと何も知らないから、女性にガッカリって言われたりして、もう散々だって言ってたじゃないか。」
裕也「あ〜。あれはねリサーチが足りなかったな。もっと口コミサイトを見ておけば良かったんだよなあ。でも今回はそれも踏まえてちゃんと予約もしてたし、美沙代さんも大喜びだったさ。」
木田「ああ、うん・・・。まあ、それは良いことなんだけどな。俺が言ってるのは、あの時『ワインを少々』なんて言わなければ、そんなことにはならなかったんじゃないかってこと。」
裕也「でも、いつもはビールばっかで、ワインは少ししか飲まないから『ワインを少々』ってのは嘘じゃないぞ。」
木田「屁理屈だなあ、コンニャロ。嘘じゃなくてもだな。あの婚活パーティの時、女性によく見られたいとワインを知ってる風に見栄を張ったのは・・・認めるな?」
裕也「へへへ、まあ。そりゃあね。誰でもよく見られたいじゃん。」
<続く>