コンプレックス「博さん京子さん」45
2019年02月26日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
ホテルで驚きのカミングアウト。
実はカツラを被っていたことを告白された京子さん。
京子「・・・・すごいわね。」
博「すごいだろ。」
博(京ちゃんにも、元カノみたいに「生理的に無理」って言われるんだろうか・・・)
ドキドキ、と言うかハラハラしながら京子さんの言葉を待つ博さん。
京子「本当、すごい、なんて精巧な作りなの。全然分からなかったわ。」
博「え?」
京子「だって普通は気付きそうじゃない。あ、この前の時はどうやってシャワーを浴びたの?」
博「この前?ああ、それは・・・体だけ洗ったし・・・・」
京子「乗っかってる感じもなかったし、ズレてたりもしてなかったわ。すごい。」
博「そんなチャチい安物じゃないもの。」
さっきからカツラ自体の話題ばかりで、なかなか博さん側の話にはなりません。
博「その・・・ガッカリしたでしょう。」
京子「え?・・・・全然?」
博「良いよ。気にしないってよく言われるんだけどさ。実際に気になるものだよね。だってもう年齢から全然違って見えるでしょう。コレ取ると、10歳は老けて見られるし。」
京子「いや、だから本当に、全然ガッカリはしていないの。でも気にはなるかも・・・。」
博「え?」
京子「だって私、今までずっと不思議でしょうがなかったの。ものすごくモテそうなのに・・・・なんで別れちゃうのかとか。」
博「ああ、そう言ってたね。」
京子「博さんも私と同じ感じだったんだなあって思って、すごくホッとしたと言うか、嬉しい気持ちの方が強いのよ。」
博「同じ感じ?」
京子「あ、私は残念ながら地毛なんだけど。」
博(いや残念じゃ無いけど・・・)
京子「私も別れてから誰とも付き合ってきたことがないっていうのがコンプレックスだったから。ずっと、どうして私なんかが選んでもらえたんだろって思ってて。」
博「え、そんな。」
京子「博さんも私と同じようにコンプレックスがあったことが嬉しいの。」
<続く>
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
ホテルで驚きのカミングアウト。
実はカツラを被っていたことを告白された京子さん。
京子「・・・・すごいわね。」
博「すごいだろ。」
博(京ちゃんにも、元カノみたいに「生理的に無理」って言われるんだろうか・・・)
ドキドキ、と言うかハラハラしながら京子さんの言葉を待つ博さん。
京子「本当、すごい、なんて精巧な作りなの。全然分からなかったわ。」
博「え?」
京子「だって普通は気付きそうじゃない。あ、この前の時はどうやってシャワーを浴びたの?」
博「この前?ああ、それは・・・体だけ洗ったし・・・・」
京子「乗っかってる感じもなかったし、ズレてたりもしてなかったわ。すごい。」
博「そんなチャチい安物じゃないもの。」
さっきからカツラ自体の話題ばかりで、なかなか博さん側の話にはなりません。
博「その・・・ガッカリしたでしょう。」
京子「え?・・・・全然?」
博「良いよ。気にしないってよく言われるんだけどさ。実際に気になるものだよね。だってもう年齢から全然違って見えるでしょう。コレ取ると、10歳は老けて見られるし。」
京子「いや、だから本当に、全然ガッカリはしていないの。でも気にはなるかも・・・。」
博「え?」
京子「だって私、今までずっと不思議でしょうがなかったの。ものすごくモテそうなのに・・・・なんで別れちゃうのかとか。」
博「ああ、そう言ってたね。」
京子「博さんも私と同じ感じだったんだなあって思って、すごくホッとしたと言うか、嬉しい気持ちの方が強いのよ。」
博「同じ感じ?」
京子「あ、私は残念ながら地毛なんだけど。」
博(いや残念じゃ無いけど・・・)
京子「私も別れてから誰とも付き合ってきたことがないっていうのがコンプレックスだったから。ずっと、どうして私なんかが選んでもらえたんだろって思ってて。」
博「え、そんな。」
京子「博さんも私と同じようにコンプレックスがあったことが嬉しいの。」
<続く>