ガチャリと閉めたドア「博さん京子さん」42
2019年02月19日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
お店を出て、ホテルに向かっているお二人。
京子(結局、ホテルに・・・。初デートからの、2連続・・・。なんだかなあ。いや私はそういうつもりなんじゃないのに・・・。)
ぼんやり考えていると、
真里「ねえ、お母さん、『私はそういうつもりじゃ無かった』って、それって、お持ち帰りされる人がみんな言うセリフだから!」
頭の中に娘、真里さんの声が聞こえて来てハッとしました。
京子(ハッ!これも・・・同じようなパターン?結局、意志が弱い?私、流されている?・・・はあ・・・)
博「京ちゃん浮かない顔だね。困ってる?」
京子「あ、あの困ってるっていうか・・・・私って、なんか流されやすいのかなあ、なんて。」
京子(はっ、こんなこと博さんにいうべき話じゃ無いわね。)
博「ははは。京ちゃん、俺に流されてるって思ってるの?うーん、そうだな。流されてくれる京ちゃんも、俺の好きなとこなんだよなあ。」
京子「えっどういうこと?軽い女が好きってこと?」
博「いや、なんでそうなるの。そういうことじゃ無くてさ。俺に流されてくれるのがいいの。」
そう話しながらホテルに到着した二人。
博さんがガチャリとホテルの部屋のドアを閉めると
博「俺がすごい悪い男だったらどうするの?そんなに流されちゃって・・・ってね。」
京子「え。ええええええ!」
博「ははは!なーんて嘘ウソ!もう京ちゃん可愛いなあ。そんなびっくりした顔しないでよ。あはは。口がすごく開いちゃってるじゃないか。」
その言葉に、思わずぽかーんとした顔を元に戻すと
京子「もう・・・博さんわかんなくなって来ちゃうわ・・・。」
<続く>
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
お店を出て、ホテルに向かっているお二人。
京子(結局、ホテルに・・・。初デートからの、2連続・・・。なんだかなあ。いや私はそういうつもりなんじゃないのに・・・。)
ぼんやり考えていると、
真里「ねえ、お母さん、『私はそういうつもりじゃ無かった』って、それって、お持ち帰りされる人がみんな言うセリフだから!」
頭の中に娘、真里さんの声が聞こえて来てハッとしました。
京子(ハッ!これも・・・同じようなパターン?結局、意志が弱い?私、流されている?・・・はあ・・・)
博「京ちゃん浮かない顔だね。困ってる?」
京子「あ、あの困ってるっていうか・・・・私って、なんか流されやすいのかなあ、なんて。」
京子(はっ、こんなこと博さんにいうべき話じゃ無いわね。)
博「ははは。京ちゃん、俺に流されてるって思ってるの?うーん、そうだな。流されてくれる京ちゃんも、俺の好きなとこなんだよなあ。」
京子「えっどういうこと?軽い女が好きってこと?」
博「いや、なんでそうなるの。そういうことじゃ無くてさ。俺に流されてくれるのがいいの。」
そう話しながらホテルに到着した二人。
博さんがガチャリとホテルの部屋のドアを閉めると
博「俺がすごい悪い男だったらどうするの?そんなに流されちゃって・・・ってね。」
京子「え。ええええええ!」
博「ははは!なーんて嘘ウソ!もう京ちゃん可愛いなあ。そんなびっくりした顔しないでよ。あはは。口がすごく開いちゃってるじゃないか。」
その言葉に、思わずぽかーんとした顔を元に戻すと
京子「もう・・・博さんわかんなくなって来ちゃうわ・・・。」
<続く>