顔に出るタイプ「博さん京子さん」40
2019年02月16日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
博「別に俺は不能でも無いし、そっちのトラブルは抱えてないさ。」
京子「えっ、えっ」
博「それは、京ちゃん自身が知ってるんじゃ無い? ね?」
京子「えっ、あの・・・・。」
思わず生々しい想像をしてしまった京子さんは、返答に困り、押し黙ります。
博「まあ、ホテルに行こうって誘われたら、そういう発想になる・・・よな。確かに。」
京子「そういう話じゃ無いとしたら、じゃあ・・・どんな?」
少しも想像がつかない京子さん。
京子(もしかして・・・秘密を話すよっていうのは、実はたいした内容ではなくて、結局、誘うための口実なのかしら・・・?)
博「別に誘うための口実なわけでも無いけれど。」
京子「えっ!どうして・・・?私、考えてたこと口に出しちゃってたかしら?」
博「やっぱりそう考えてたんだ。いや、京ちゃんって、一人で分かりやすく考えていることが顔に出ちゃってるんだもの。ダメだよ、そんなに顔に出しちゃあ。」
京子「へ!顔に・・・?」
博「うん。さっきは急にへの字眉になって、疑いの眼差しで俺を見始めて、考え込んでたから。」
京子「への字眉・・・。」
博「なんというか、京ちゃんは嘘がつけないタイプなんだね。嘘をつくとすぐにバレちゃうよ。ははは。」
京子「確かに・・・昔から隠し事が苦手ですぐにバレちゃう方だったけど・・・・顔に出ちゃっていたのね。」
博「ええー、今更気づいたの?原因が分かるまでに、ものすごく時間がかかったねえー。あはは。面白いなあ、京ちゃんは。」
京子さんは自分の顔を両手で触りながら、色んな表情をして確かめているようでした。
博「ははは。俺は割と秘密がバレないタイプだから、新鮮だな。」
京子「え?秘密がバレないの?でもその秘密とか何かの原因で、これまで彼女と別れることになってきたわけでしょう?」
博「まあ、結果的に、そうだね。結局、バレないというかバラしちゃうからなあ、俺が。」
<続く>
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。
博「別に俺は不能でも無いし、そっちのトラブルは抱えてないさ。」
京子「えっ、えっ」
博「それは、京ちゃん自身が知ってるんじゃ無い? ね?」
京子「えっ、あの・・・・。」
思わず生々しい想像をしてしまった京子さんは、返答に困り、押し黙ります。
博「まあ、ホテルに行こうって誘われたら、そういう発想になる・・・よな。確かに。」
京子「そういう話じゃ無いとしたら、じゃあ・・・どんな?」
少しも想像がつかない京子さん。
京子(もしかして・・・秘密を話すよっていうのは、実はたいした内容ではなくて、結局、誘うための口実なのかしら・・・?)
博「別に誘うための口実なわけでも無いけれど。」
京子「えっ!どうして・・・?私、考えてたこと口に出しちゃってたかしら?」
博「やっぱりそう考えてたんだ。いや、京ちゃんって、一人で分かりやすく考えていることが顔に出ちゃってるんだもの。ダメだよ、そんなに顔に出しちゃあ。」
京子「へ!顔に・・・?」
博「うん。さっきは急にへの字眉になって、疑いの眼差しで俺を見始めて、考え込んでたから。」
京子「への字眉・・・。」
博「なんというか、京ちゃんは嘘がつけないタイプなんだね。嘘をつくとすぐにバレちゃうよ。ははは。」
京子「確かに・・・昔から隠し事が苦手ですぐにバレちゃう方だったけど・・・・顔に出ちゃっていたのね。」
博「ええー、今更気づいたの?原因が分かるまでに、ものすごく時間がかかったねえー。あはは。面白いなあ、京ちゃんは。」
京子さんは自分の顔を両手で触りながら、色んな表情をして確かめているようでした。
博「ははは。俺は割と秘密がバレないタイプだから、新鮮だな。」
京子「え?秘密がバレないの?でもその秘密とか何かの原因で、これまで彼女と別れることになってきたわけでしょう?」
博「まあ、結果的に、そうだね。結局、バレないというかバラしちゃうからなあ、俺が。」
<続く>