高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木博さん（仮名・東京都）６０代の男性の方と、斉藤京子さん（仮名・埼玉県）５０代の女性の方。

ホテルで迎えた朝。

先に目覚めた京子さんは、

京子（あ・・・どうしよう・・・！やだ、どうしましょ！）

昨夜の出来事と、泊まってしまった現実を目の当たりにし、
少々パニックになっていました。

京子（真里に何も連絡してないし・・・ああ〜〜やばいわっ）

急いでバッグから携帯を取り出して見てみると、娘の真里さんからたくさんのLINEが入っていました。

ーーーーーーーーーー
お母さん。今夜、晩御飯はどうするのー？ 19:03
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
私もう食べちゃったからねー。お母さんも食べてくるのかな？ 20:15
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
お母さん、遅くない？大丈夫？ 21:40
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
今日何時に帰ってくるの？ 22:23
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
おーーーい！　23:01
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
連絡してよ〜　23:15
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
既読つかないんだけど〜〜 23:30
ーーーーーーーーーー


京子（ああ〜〜〜〜やってしまったわ！）

それを見てすごく焦って京子さんは、

ーーーーーーーーーー
| 心配かけてごめんね。これから帰るわ。＞ 06:30
ーーーーーーーーーー

急いでそれだけ返信して携帯を置くと、

京子「はあー・・・」

立ち上がって大きなため息をつき、窓の外を見ました。
するとその時、後ろからいきなり抱きつかれたかと思ったら

博「んん〜〜おはよう。」

まだ寝ぼけ眼の博さんがいました。



＜続く＞