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弾む会話「博さん京子さん」6
高齢者婚活パーティーでお話ししている
鈴木博さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、斉藤京子さん(仮名・埼玉県)50代の女性の方。


鈴木「娘さんが?それはいいね」

京子(あっ、急に娘の話なんて、順序が早かったかしら・・・?)

鈴木「うちは2人いて、娘と息子。2人とも就職して大人になったなあって感じるよ。」

京子(良かった。気にしてないみたい。子どものことも聞けるし、良かったかも・・・)

京子「うちの娘は美容師で。だから何かあるときには、娘に髪を切ってもらったりセットしてもらったりするのよ。」

鈴木「それはいいね。女同士、仲が良さそうだ。」

京子「ふふふ。」

二人は幸先のよいトークで楽しそうにお話をしています。

鈴木「スーパーのレジは大変でしょう。俺もよくスーパーに行くんだけどさ。」

京子「え?自分で買い物に行くの?」

鈴木「そりゃそうさ。一人なんだから、ははは。もう20年くらいになるかな。」

京子「それは大変ね。」

鈴木「慣れるもんで、料理も結構作れるんだよ。混雑している時のスーパーなんて、レジが行列をなしているからね。あれは大変だなあってよく思うよ。」


京子「そうね。ピーク時はスピードも重要視されるから、そういう意味では大変かも。私のんびりしているところがあるから・・・」

鈴木「ああ、確かにおっとりしている雰囲気があるよね、斉藤さん。」

京子「まあ、そんなにのんびり屋に見えて?」

鈴木「いや、そうじゃないけどさ。話すスピードがのんび・・・いや、ゆったりしてて。」

京子「やっぱりのんびり屋ってことじゃない。すみませんね、ノロマなんです〜。」

京子さんが笑いながら、ちょっと意地悪っぽく言うと、

鈴木「参ったな、こりゃ。許して。正直者なもんで。ははは。」

京子「まあ!ふふふ。」

鈴木「はははは。」

お二人は会話がとっても弾んでいるようです。


<続く>

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