コップの水「哲二さん加代さん」35
2018年04月27日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
田中哲二さん(仮名・埼玉県)60代の男性の方と、三浦加代さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
ことを終えた二人は気まずい雰囲気で、お互い何を言っていいのか分かりません。
哲二「・・・あの、飲み直す?」
色々と考えて、哲二さんが加代さんに向けた最初の一言がそれでした。
加代「あ、私は・・・・・・お水が欲しいわ」
本当は、その前にシャワーを浴びたいと言いたかったのですが、
終わった後にすぐシャワーに行くのも、この雰囲気的にどうなんだろうと
加代さんなりに考えて遠慮したのでした。
加代(でも、そもそも雰囲気も何も、哲二さんの方がそれを無視したようなところがあるんだから・・・!)
哲二「そ、そっか、お水ね。はいはい。」
そう言うと哲二さんは寝室を飛び出して、キッチンの方へ向かいました。
しばしの時間で、戻ってきた哲二さんから水の入ったコップを受け取ると
加代「ありがとう・・・」
寝室に持ってきて欲しいって言う意味じゃなかったんだけどな、と思いながら
グイッと一気に水を飲みました。
加代「は・・・美味しい・・・」
ため息交じりに思わず口から言葉が出るほどに、その水は美味しく感じました。
加代(きっと、すごく喉が乾いていたんだわ)
ベッドに座り、美味しそうに水を飲む加代さんを見て、
ちょっとホッとした哲二さんは、加代さんの隣に座りました。
2人でベッドに腰掛けていたかと思いきや、
哲二「俺も、水飲もうかな」
そう言って、哲二さんは立ち上がり再びキッチンの方へ向かいました。
<続く>
田中哲二さん(仮名・埼玉県)60代の男性の方と、三浦加代さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
ことを終えた二人は気まずい雰囲気で、お互い何を言っていいのか分かりません。
哲二「・・・あの、飲み直す?」
色々と考えて、哲二さんが加代さんに向けた最初の一言がそれでした。
加代「あ、私は・・・・・・お水が欲しいわ」
本当は、その前にシャワーを浴びたいと言いたかったのですが、
終わった後にすぐシャワーに行くのも、この雰囲気的にどうなんだろうと
加代さんなりに考えて遠慮したのでした。
加代(でも、そもそも雰囲気も何も、哲二さんの方がそれを無視したようなところがあるんだから・・・!)
哲二「そ、そっか、お水ね。はいはい。」
そう言うと哲二さんは寝室を飛び出して、キッチンの方へ向かいました。
しばしの時間で、戻ってきた哲二さんから水の入ったコップを受け取ると
加代「ありがとう・・・」
寝室に持ってきて欲しいって言う意味じゃなかったんだけどな、と思いながら
グイッと一気に水を飲みました。
加代「は・・・美味しい・・・」
ため息交じりに思わず口から言葉が出るほどに、その水は美味しく感じました。
加代(きっと、すごく喉が乾いていたんだわ)
ベッドに座り、美味しそうに水を飲む加代さんを見て、
ちょっとホッとした哲二さんは、加代さんの隣に座りました。
2人でベッドに腰掛けていたかと思いきや、
哲二「俺も、水飲もうかな」
そう言って、哲二さんは立ち上がり再びキッチンの方へ向かいました。
<続く>