いいヤツなんだよ。「哲二さん加代さん」23
2018年04月01日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
田中哲二さん(仮名・埼玉県)60代の男性の方と、三浦加代さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
哲二「俺が連れて来たかった理由わかるだろう?」
加代「ええ、分かるわ。これは確かに、オススメしたくなるわよね。」
加代さんは思いました。
加代(哲二さんが料理を薦めたくなるわけだわ。確かにどれも美味しい。正直かなり意外だわ・・・。)
加代さんは店内をぐるりと見渡しました。
カウンターと2個だけのテーブル。
他のお客さんはサラリーマン風の一人で来ている男性客がほとんどです。
加代(この雰囲気の居酒屋で美味しい料理なんて、全く期待してなかったわ。分からないものね。)
大将「サラダも美味いだろう?」
カウンターの中にいて調理していたはずの大将が、再び二人のテーブルにやって来ました。
哲二「大将、また来たの。料理大丈夫?」
大将「大丈夫大丈夫。ちょうど注文落ち着いたから。田中ちゃんのことが気になっちまってよ」
哲二「なんだよお」
すると、加代さんの方を見て、
大将「田中ちゃん、不器用なんだよ。こう見えて。って、見ての通りか!ガハハ」
哲二「ほんと、何だよ!まいるな。」
大将「加代ちゃん、コイツとまだ数回しか会ってないだろ?分からないこともまだ多いよな。でも田中ちゃん本当にいいヤツなんだよ。」
加代「はあ・・・」
大将「田中ちゃんが、ここに通ってくれているのも結構長くなって来て、やっと分かる良さもあるんだけどな。最初の印象と違うなんてのもあったり。」
加代さんは、大将と哲二さんの仲の良い様子と、
そして何かを伝えたそうにしている大将の雰囲気とを静かに感じていました。
<続く>
田中哲二さん(仮名・埼玉県)60代の男性の方と、三浦加代さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
哲二「俺が連れて来たかった理由わかるだろう?」
加代「ええ、分かるわ。これは確かに、オススメしたくなるわよね。」
加代さんは思いました。
加代(哲二さんが料理を薦めたくなるわけだわ。確かにどれも美味しい。正直かなり意外だわ・・・。)
加代さんは店内をぐるりと見渡しました。
カウンターと2個だけのテーブル。
他のお客さんはサラリーマン風の一人で来ている男性客がほとんどです。
加代(この雰囲気の居酒屋で美味しい料理なんて、全く期待してなかったわ。分からないものね。)
大将「サラダも美味いだろう?」
カウンターの中にいて調理していたはずの大将が、再び二人のテーブルにやって来ました。
哲二「大将、また来たの。料理大丈夫?」
大将「大丈夫大丈夫。ちょうど注文落ち着いたから。田中ちゃんのことが気になっちまってよ」
哲二「なんだよお」
すると、加代さんの方を見て、
大将「田中ちゃん、不器用なんだよ。こう見えて。って、見ての通りか!ガハハ」
哲二「ほんと、何だよ!まいるな。」
大将「加代ちゃん、コイツとまだ数回しか会ってないだろ?分からないこともまだ多いよな。でも田中ちゃん本当にいいヤツなんだよ。」
加代「はあ・・・」
大将「田中ちゃんが、ここに通ってくれているのも結構長くなって来て、やっと分かる良さもあるんだけどな。最初の印象と違うなんてのもあったり。」
加代さんは、大将と哲二さんの仲の良い様子と、
そして何かを伝えたそうにしている大将の雰囲気とを静かに感じていました。
<続く>