熟年離婚された男性の「楽しみ」を共有出来る方
2016年10月05日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
高齢者婚活パーティーを開催している当社では、日々色んな出会いが生まれています。
今回のお話は貴一さん(仮名)60代のお話です。
貴一さんは50代で最近よく耳にする「熟年離婚」をされました。
当初、貴一さん自身も「これで一人になれてスッキリした」と感じていたそうです。
お料理が大好きな貴一さんは、毎日の食事にもまったく困ることなく、むしろ「自分の好きなものを自由に料理して食べられる」という喜びも感じていたそうで、しばらくはお一人で暮らす楽しみを実感していたそうですが、あるときにふと寂しさを感じたそうなのです。
それは、自分の作った料理がとても良くできたときに「一緒に食べてくれる人」が居なかった時でした。
せっかく美味しいお料理を作れても「美味しいね」と言ってくれる人が居ないというのは、寂しいものだったといいます。
それまでは、当たり前のように家族がいて「美味しい」を聞けたのに、その当たり前がなくなったときに初めて「一緒に食べてくれる人がいれば」と感じ、ブライダルネットワークの中高年のお見合いパーティに参加されました。
貴一さんは初めての「中高年のお見合いパーティ」参加だったので「きっと一度や二度の参加ではうまくいかないだろう」と感じておられたそうです。
その参加で何度めかのテーブル移動でお話した女性が正子さん(仮名)60代の方でした。
正子さんとお話をしたときに「言っておかなくてはならないことだと思うのですが」と切り出され、「なんですか?」と伺ったところ、
「実は私、家事全般が苦手でして。それが原因で子どもが巣立ったのをきっかけに、離婚してしまったのです。なのでもし、再婚を考えていらっしゃるなら私は家のことを任せられないという事実もお伝えしなくてはならないと思いまして」
貴一さんはその時思い切って「では、私の得意料理を是非一緒に食べて頂けませんか?」とストレートに切り出したそうです。
その結果、なんと一度目の参加で見事マッチングされました!
お二人は、貴一さんの作る手料理を食べて楽しくお話をするホームパーティフレンドな関係であるといいます。
貴一さんも料理にやりがいを感じ、正子さんに食べてもらいたいと、正子さんの好きな和食を楽しく試作もされているそうで、「人生がパッと楽しくなった」とおっしゃっていましたね。
自分の得意なことを共有できることって素敵ですよね。
お二人の素晴らしい出会いにスタッフも嬉しく思います。