高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
田中哲二さん（仮名・埼玉県）６０代の男性の方と、三浦加代さん（仮名・千葉県）５０代の女性の方。

デートでイタリアンレストランに行ったお二人。
いい雰囲気で終わり、帰路へつきました。

加代「かわいいマグカップも貰えたし、いい雰囲気にもなれたし、楽しかったかも。哲二さん、最初はどういうつもりなのかしらと思ったけど・・・・」

待ち合わせしたシーンから、手をつないだところまで思い返していた加代さん。

加代「きっと今夜行ったイタリアンのお店の雰囲気がよかったのね。」

一方、哲二さんは

哲二「今夜は久しぶりにドキッとしたなあ。うん、楽しかった。」

次にどこにデートに行こうか考えながら、今夜のことを思い返していた哲二さん。

哲二「きっと、加代さんがプレゼントを喜んでくれたのが素敵だったからだな。」

そのとき、哲二さんの携帯電話にメールが入りました。

【今日はご馳走になっちゃって、ありがとう。プレゼントも嬉しかったわ。 加代】

哲二「お、早速加代さんからメールがきた。」

【こちらこそ楽しかったよ。次に会えるのが楽しみだよ。 哲二】

【次は、さっきお店で話した日時でいいかしら？来月の一週目。 加代】

【その日で大丈夫。よる６時くらいでいいかな？ 哲二】

【分かったわ。お店なんだけど、また行ってみたい所があるんだけど良いかしら？ 加代】

哲二さんは、そのメールを受けてからしばし考えて、返信メールを打ち始めました。

【次は前回のリベンジで、居酒屋てっちゃんにしようよ。食べられなかったオススメの料理も食べて欲しいしさ。 哲二】

加代「えっ！また！？」



＜続く＞