二人の告白「義明さん幸子さん」20
2018年01月31日 [中高年齢婚活パーティー]
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。
旅行先で寝てしまった義明さん。翌朝慌ててフォローを入れますが・・・。
幸子「いいのよ。私がなんだか勝手に舞い上がっていただけだから・・・」
義明「いや、舞い上がっていたのは俺もなんだ。正直ちょっと、いや、かなり緊張してしまって・・・。こんなことをいうのも恥ずかしくてアレなんだが」
幸子「・・・何?」
義明「いや、その・・・。」
幸子「なんなの?」
ハッキリしない義明さんに幸子さんは苛立ちを見せます。
義明「実は、俺・・・・あまり経験がないというか、恥ずかしながら自信がなくて・・・」
幸子「え?」
義明「確かに、以前俺は結婚していたんだけど、前にも話したように年の離れた姉さん女房だったから、子どものこととか割と最初から諦めていて。それもあって、殆どそういうのが無くて・・・」
幸子「・・・」
義明「妻が亡くなって20年以上、まるで女っ気も無かったからご無沙汰というか、正直どうやってそういう空気に持っていけばいいのかも、もう忘れちゃったよ。ははは」
幸子「そうだったの・・・。」
義明「だからお酒の力を借りたら緊張もほぐれるんじゃないかと思ったんだけど、どうもダメだね。酒飲んで、逆に飲まれちゃったよ」
幸子「私も、実は・・・同じ感じなの。経験がほとんどなくて。それこそ自信も全然ないわ。私がそんなだから、義明さんが見向きもしてくれてないんだと思って、すごく悲しかったの。でもそうじゃないって分かって良かったわ。」
義明「いや、見向きもしないなんてそんなことは!気軽に旅行に誘ってみたはいいけど、実際そこから先どうしたらいいのか・・・俺こそスマートに出来なくて、嫌われないかヒヤヒヤものだったさ」
<続く>
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。
旅行先で寝てしまった義明さん。翌朝慌ててフォローを入れますが・・・。
幸子「いいのよ。私がなんだか勝手に舞い上がっていただけだから・・・」
義明「いや、舞い上がっていたのは俺もなんだ。正直ちょっと、いや、かなり緊張してしまって・・・。こんなことをいうのも恥ずかしくてアレなんだが」
幸子「・・・何?」
義明「いや、その・・・。」
幸子「なんなの?」
ハッキリしない義明さんに幸子さんは苛立ちを見せます。
義明「実は、俺・・・・あまり経験がないというか、恥ずかしながら自信がなくて・・・」
幸子「え?」
義明「確かに、以前俺は結婚していたんだけど、前にも話したように年の離れた姉さん女房だったから、子どものこととか割と最初から諦めていて。それもあって、殆どそういうのが無くて・・・」
幸子「・・・」
義明「妻が亡くなって20年以上、まるで女っ気も無かったからご無沙汰というか、正直どうやってそういう空気に持っていけばいいのかも、もう忘れちゃったよ。ははは」
幸子「そうだったの・・・。」
義明「だからお酒の力を借りたら緊張もほぐれるんじゃないかと思ったんだけど、どうもダメだね。酒飲んで、逆に飲まれちゃったよ」
幸子「私も、実は・・・同じ感じなの。経験がほとんどなくて。それこそ自信も全然ないわ。私がそんなだから、義明さんが見向きもしてくれてないんだと思って、すごく悲しかったの。でもそうじゃないって分かって良かったわ。」
義明「いや、見向きもしないなんてそんなことは!気軽に旅行に誘ってみたはいいけど、実際そこから先どうしたらいいのか・・・俺こそスマートに出来なくて、嫌われないかヒヤヒヤものだったさ」
<続く>