2017年01月25日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
仕事と夢「祥太さん・由紀さん」その9
高齢者婚活パーティーで出会った祥太さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、由紀さん(仮名・千葉県)50代の女性の方。
改めて、末永くパートナーとしてお付き合いをしていこうと話した祥太さんと由紀さん。
祥太さんの家で、再び乾杯し、お酒を飲み始めるお二人。
祥太「由紀さんが私の夢に関わってくれるとなると、すごく心強いですし、なんだかビジョンも見えてくるような気もしますね」
由紀「そうでしょ!ふふふ。二人でお店に立つなんて楽しそうじゃない」
祥太「由紀さんと二人で厨房に立つのを想像したら・・・楽しそうですね」
由紀「あ、あら、厨房には立てないわよ」
祥太「え?そういう話なのかと。」
由紀「残念ながら私は祥太さんの前の奥さんみたいに料理上手じゃないんです〜!ごめんね」
祥太「料理はしないんですか?普段」
由紀「うっ・・・。ごめん。私はいつも外食ばかりで、料理はほとんど作れないの。仕事ばっかりやってきて、家庭的じゃないのよ。ガッカリした?」
祥太「いえ、なんとなくそうなのかなあとも思っていたので」
由紀「まあ!失礼ね!ふん、どうせ家事は駄目ですよ〜だ」
祥太「でも、お店の話にあまりに前向きだったので、飲食店に興味があるのかなあと思って、料理がお好きなのかと」
由紀「料理は好きよ!食べるのは。私は、接客が好きなのよ」
祥太「接客ですか!そういえば、お客さんとコミニュケーションするのが好きだって言ってましたもんね。閉店を忘れちゃうくらい」
由紀「また、私の失敗談〜!でも、まあ、そうなの。私がお店のホールに出てお客さんとお喋りして、祥太さんは美味しいお料理を厨房で作って。そういうのが楽しそうだなって思ったのね」
祥太「なるほど」
由紀「アパレルでも、飲食店でも、お客さまと関わることが好きだし、得意な分野ではあると思ってる。将来的に好きな仕事が、飲食店の接客に変わるっていうのも悪くないかなあ〜と思って」
祥太「確かに接客、得意そうですね」
由紀「あ、でも私がやりたいから、じゃないのよ!あくまで祥太さんをサポートしたいって考えで」
祥太「はははっ。もちろん分かってますよ」
そしてお二人は、将来出すかもしれない飲食店のお店の話で盛り上がりました。
具体的な夢の話は、二人の将来のことを話しているようでとても楽しい時間が過ぎました。
祥太「由紀さん、そろそろ時間大丈夫ですか?」
由紀「え?あら、もうこんな時間!」
祥太「駅まで送りますよ」
由紀「いいわよ、大丈夫。一人で帰れるわよ。いい大人なんだから」
祥太「でも、いい大人も終電を逃すようですし?私は由紀さんに終電を逃させるわけにはいきませんからね」
由紀「・・・言うじゃない。もう!あはは。じゃあ、お願いしちゃおうかしら」
ちょっぴり残念そうな由紀さん。
由紀(楽しかった時間が早かったから、もう少し居たかったなあ・・・。本当に終電を逃したらどうなったのかなあ・・・。帰りたくないってもし言ったら祥太さんどう思うかなあ・・・)
酔いも回ってきて、つい口に出てしまった言葉が。
由紀「祥太さん・・・私・・・帰りたく・・・・」
その瞬間、ベージュのヨレヨレ下着のことを思い出し
由紀「はっ!えっと!帰りたく・・・あ、帰りタク、タクシー使っちゃおうかな!?えへへ!」
祥太「タクシーですか?まだ電車もありますし、お互いの駅は距離もありますし」
由紀「そ、そうよね!じゃあ、私の家の最寄り駅に着いたらタクシーにしよう!今日は酔ってるみたいだし。うん、そうしよう」
由紀(うまくごまかせたみたいね。もう、すぐ口に出してしまうこのクセ、どうにかして〜〜!)
でも、その後ろでクスクス笑っている祥太さんには由紀さんは気づいていませんでした。
<続く>
改めて、末永くパートナーとしてお付き合いをしていこうと話した祥太さんと由紀さん。
祥太さんの家で、再び乾杯し、お酒を飲み始めるお二人。
祥太「由紀さんが私の夢に関わってくれるとなると、すごく心強いですし、なんだかビジョンも見えてくるような気もしますね」
由紀「そうでしょ!ふふふ。二人でお店に立つなんて楽しそうじゃない」
祥太「由紀さんと二人で厨房に立つのを想像したら・・・楽しそうですね」
由紀「あ、あら、厨房には立てないわよ」
祥太「え?そういう話なのかと。」
由紀「残念ながら私は祥太さんの前の奥さんみたいに料理上手じゃないんです〜!ごめんね」
祥太「料理はしないんですか?普段」
由紀「うっ・・・。ごめん。私はいつも外食ばかりで、料理はほとんど作れないの。仕事ばっかりやってきて、家庭的じゃないのよ。ガッカリした?」
祥太「いえ、なんとなくそうなのかなあとも思っていたので」
由紀「まあ!失礼ね!ふん、どうせ家事は駄目ですよ〜だ」
祥太「でも、お店の話にあまりに前向きだったので、飲食店に興味があるのかなあと思って、料理がお好きなのかと」
由紀「料理は好きよ!食べるのは。私は、接客が好きなのよ」
祥太「接客ですか!そういえば、お客さんとコミニュケーションするのが好きだって言ってましたもんね。閉店を忘れちゃうくらい」
由紀「また、私の失敗談〜!でも、まあ、そうなの。私がお店のホールに出てお客さんとお喋りして、祥太さんは美味しいお料理を厨房で作って。そういうのが楽しそうだなって思ったのね」
祥太「なるほど」
由紀「アパレルでも、飲食店でも、お客さまと関わることが好きだし、得意な分野ではあると思ってる。将来的に好きな仕事が、飲食店の接客に変わるっていうのも悪くないかなあ〜と思って」
祥太「確かに接客、得意そうですね」
由紀「あ、でも私がやりたいから、じゃないのよ!あくまで祥太さんをサポートしたいって考えで」
祥太「はははっ。もちろん分かってますよ」
そしてお二人は、将来出すかもしれない飲食店のお店の話で盛り上がりました。
具体的な夢の話は、二人の将来のことを話しているようでとても楽しい時間が過ぎました。
祥太「由紀さん、そろそろ時間大丈夫ですか?」
由紀「え?あら、もうこんな時間!」
祥太「駅まで送りますよ」
由紀「いいわよ、大丈夫。一人で帰れるわよ。いい大人なんだから」
祥太「でも、いい大人も終電を逃すようですし?私は由紀さんに終電を逃させるわけにはいきませんからね」
由紀「・・・言うじゃない。もう!あはは。じゃあ、お願いしちゃおうかしら」
ちょっぴり残念そうな由紀さん。
由紀(楽しかった時間が早かったから、もう少し居たかったなあ・・・。本当に終電を逃したらどうなったのかなあ・・・。帰りたくないってもし言ったら祥太さんどう思うかなあ・・・)
酔いも回ってきて、つい口に出てしまった言葉が。
由紀「祥太さん・・・私・・・帰りたく・・・・」
その瞬間、ベージュのヨレヨレ下着のことを思い出し
由紀「はっ!えっと!帰りたく・・・あ、帰りタク、タクシー使っちゃおうかな!?えへへ!」
祥太「タクシーですか?まだ電車もありますし、お互いの駅は距離もありますし」
由紀「そ、そうよね!じゃあ、私の家の最寄り駅に着いたらタクシーにしよう!今日は酔ってるみたいだし。うん、そうしよう」
由紀(うまくごまかせたみたいね。もう、すぐ口に出してしまうこのクセ、どうにかして〜〜!)
でも、その後ろでクスクス笑っている祥太さんには由紀さんは気づいていませんでした。
<続く>