2019年05月20日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
効率が悪い「裕也さん美沙代さん」21
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんは昔ながらの友人である木田さんに相談していました。
裕也「まあ。そりゃあね。誰でも女性によく見られたいじゃん。じゃあ、見栄を張るのをやめとけってことだね、はーいはい。」
木田「いや、まだあるぞ。」
裕也「えー!まだあるの?もう無いでしょ。」
木田「そんで、そのあと横浜にお店があるとかって言って、さらに嘘を重ねたんだろう?」
裕也「そう!あれは困ったなあー。でも俺のとっさの機転で違う話に持ってけたから助かったんだぜ。」
木田「それだって、正直に話してれば、嘘も誤魔化しも広がらなかっただろう。結果的に見栄を張ってたのをバレたくなくて嘘を重ねることになったんだ。」
裕也「でも俺、上手く違う話に持ってけたぜ。」
木田「それは良かったけどさ。そもそも、そんなことしてるのは効率が悪い!」
裕也「こ・・・効率?」
木田「自分ひとりで見栄はって、嘘ついて、誤魔化して、でもって自分で話をそらして・・・これ何の時間なんだ?すごく非効率だ。そんな暇があるなら美沙代さんの話でも聞いてあげて自分の好感度を上げろ。」
裕也「へえー!さっすが理系のきだちーだなあ。時間・・・効率かあ。そんな風に考えたことなかった。」
木田「いとっちは婚活慣れもあってか、最初の印象は悪くないんだ。最初の挨拶や自己紹介なんかもスムーズで上手いと思うし。」
裕也「そうだろそうだろう、よく言われる。美沙代さんにも言われたぞ。へへへ。」
木田「でも、そこから先の経験・・・いわゆる「デート慣れ」が無いんだ。」
裕也「う、うぐ・・・ッ。」
<続く>
伊藤裕也さん(仮名・神奈川県)60代の男性の方と、佐々木美沙代さん(仮名・千葉県)60代の女性の方。
裕也さんは昔ながらの友人である木田さんに相談していました。
裕也「まあ。そりゃあね。誰でも女性によく見られたいじゃん。じゃあ、見栄を張るのをやめとけってことだね、はーいはい。」
木田「いや、まだあるぞ。」
裕也「えー!まだあるの?もう無いでしょ。」
木田「そんで、そのあと横浜にお店があるとかって言って、さらに嘘を重ねたんだろう?」
裕也「そう!あれは困ったなあー。でも俺のとっさの機転で違う話に持ってけたから助かったんだぜ。」
木田「それだって、正直に話してれば、嘘も誤魔化しも広がらなかっただろう。結果的に見栄を張ってたのをバレたくなくて嘘を重ねることになったんだ。」
裕也「でも俺、上手く違う話に持ってけたぜ。」
木田「それは良かったけどさ。そもそも、そんなことしてるのは効率が悪い!」
裕也「こ・・・効率?」
木田「自分ひとりで見栄はって、嘘ついて、誤魔化して、でもって自分で話をそらして・・・これ何の時間なんだ?すごく非効率だ。そんな暇があるなら美沙代さんの話でも聞いてあげて自分の好感度を上げろ。」
裕也「へえー!さっすが理系のきだちーだなあ。時間・・・効率かあ。そんな風に考えたことなかった。」
木田「いとっちは婚活慣れもあってか、最初の印象は悪くないんだ。最初の挨拶や自己紹介なんかもスムーズで上手いと思うし。」
裕也「そうだろそうだろう、よく言われる。美沙代さんにも言われたぞ。へへへ。」
木田「でも、そこから先の経験・・・いわゆる「デート慣れ」が無いんだ。」
裕也「う、うぐ・・・ッ。」
<続く>