2018年01月11日 [中高年婚活パーティー 高齢者お見合いパーティー]
旅館到着「義明さん幸子さん」14
高齢者婚活パーティーで出会って見事マッチングを果たした、
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。
旅の途中の電車の中では
幸子さんの焼いて来た手づくりパンを食べながら、色んなトークに花を咲かせていたお二人。
そうこうしているうちに・・・・
義明「よし!着いたなーー!」
幸子「結構あっという間だったわね」
義明「予約してる旅館に向かおうか。ご案内しましょう、お嬢様」
幸子「まあ、そんな年じゃないわよ・・・お嬢様だなんて・・・うふふ。」
恥ずかしがりながらも、幸子さんはまんざらでもなさそうに、とても嬉しそうにしています。
義明さんの道案内で、駅からバスに乗って旅館に向かいます。
義明「ここだ。なかなかいい雰囲気の旅館でしょう」
幸子「本当に!昔ながらのって感じで、趣があるわあ」
仲居さん「いらっしゃいませ。お部屋へご案内しますね。こちらです。」
義明「お!窓からの眺めがすごくいいなあ」
仲居さん「お風呂は大浴場が3階にございます。お食事はお部屋にお持ちしますね。」
仲居さんが部屋から退室した後、二人はひとしきり部屋を見て、
幸子さんが入れたお茶を、お茶受けのお菓子を食べながらホッと一息つくと
義明「晩御飯の前にひとっ風呂、浴びてこようか。」
幸子「いいわね。そうしましょう。大浴場は3階だったわよね。」
義明「俺けっこう長風呂だから、晩御飯までに間に合うように気をつけるよ」
幸子「そんなに?あはは。わたしも温泉だと長風呂になりがちだから、気をつけなくちゃ。」
義明さんは旅館の浴衣を着て、着替えの用意とタオルを小脇に抱えると、
義明「じゃ、用意出来たから先に行くね」
幸子「分かったわ。わたしも後から3階に行くわ」
義明さんが部屋を出たあと、幸子さんは荷物をゴソゴソと出したりしまったり。
幸子「お風呂に入った後の着替えの下着をどうするか・・・真剣に考えたほうがいいわよね。服は浴衣を着るから・・・。下着の色が濃いと透けてしまうかしら。一応いくつか用意してきたけど、一体どれにしようかしら・・・?」
なんでこんなことで迷って悩んでいるのかしら?と久々の感覚に自分自身、不思議な気分になる幸子さんでしたが、
幸子「もういいわ、これで・・・。あまり考えすぎてもね。早くお風呂に行ってこようっと。」
<続く>
鈴木義明さん(仮名・東京都)60代の男性の方と、高橋幸子さん(仮名・神奈川県)50代の女性の方。
旅の途中の電車の中では
幸子さんの焼いて来た手づくりパンを食べながら、色んなトークに花を咲かせていたお二人。
そうこうしているうちに・・・・
義明「よし!着いたなーー!」
幸子「結構あっという間だったわね」
義明「予約してる旅館に向かおうか。ご案内しましょう、お嬢様」
幸子「まあ、そんな年じゃないわよ・・・お嬢様だなんて・・・うふふ。」
恥ずかしがりながらも、幸子さんはまんざらでもなさそうに、とても嬉しそうにしています。
義明さんの道案内で、駅からバスに乗って旅館に向かいます。
義明「ここだ。なかなかいい雰囲気の旅館でしょう」
幸子「本当に!昔ながらのって感じで、趣があるわあ」
仲居さん「いらっしゃいませ。お部屋へご案内しますね。こちらです。」
義明「お!窓からの眺めがすごくいいなあ」
仲居さん「お風呂は大浴場が3階にございます。お食事はお部屋にお持ちしますね。」
仲居さんが部屋から退室した後、二人はひとしきり部屋を見て、
幸子さんが入れたお茶を、お茶受けのお菓子を食べながらホッと一息つくと
義明「晩御飯の前にひとっ風呂、浴びてこようか。」
幸子「いいわね。そうしましょう。大浴場は3階だったわよね。」
義明「俺けっこう長風呂だから、晩御飯までに間に合うように気をつけるよ」
幸子「そんなに?あはは。わたしも温泉だと長風呂になりがちだから、気をつけなくちゃ。」
義明さんは旅館の浴衣を着て、着替えの用意とタオルを小脇に抱えると、
義明「じゃ、用意出来たから先に行くね」
幸子「分かったわ。わたしも後から3階に行くわ」
義明さんが部屋を出たあと、幸子さんは荷物をゴソゴソと出したりしまったり。
幸子「お風呂に入った後の着替えの下着をどうするか・・・真剣に考えたほうがいいわよね。服は浴衣を着るから・・・。下着の色が濃いと透けてしまうかしら。一応いくつか用意してきたけど、一体どれにしようかしら・・・?」
なんでこんなことで迷って悩んでいるのかしら?と久々の感覚に自分自身、不思議な気分になる幸子さんでしたが、
幸子「もういいわ、これで・・・。あまり考えすぎてもね。早くお風呂に行ってこようっと。」
<続く>